米軍機の飛行・訓練の中止を求める。また、横田基地所属のC-130Jの部品が遺失した問題について、防衛省から聞き取り

 
12月14日(木)、米軍機からの部品等の落下事故があいつぐなか、防衛省に米軍機の飛行中止を求めました。横田基地所属機のフレア(ミサル回避のための火炎弾)遺失、普天間基地での保育園への米軍ヘリ部品と思われるものの落下、そして13日の小学校校庭への米軍ヘリからの窓枠落下。大惨事になりかねません。
 もともと、この日は、米軍横田基地所属のC-130Jのフレアの一部が遺失について、有害物質と言いながら、それ以上の情報を明らかにしないために、住民に不安が広がっていることから、防衛省から聞き取りを行う予定でした。山添拓参議院議員、尾崎あや子、とくとめ道信、里見てい子の各都議、籾山武蔵村山市議、奥富福生市議、住民の方が参加しました。

以下2017年12月15日付赤旗日刊紙より抜粋

東京選出の日本共産党国会議員らは14日、米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)所属のヘリの窓枠落下事故を受け防衛省に対し、米軍機の飛行中止を求めることを要請しました。
また、米軍横田基地(福生市など東京・多摩地域5市1町)所属の輸送機Cー130Jからミサイル回避のための部品「フレア」を紛失していた事故についても防衛省から説明を受け、事故の詳細を明らかにし、住民や自治体に報告することなどを求めました。
要請には、宮本徹衆院議員、山添拓参院議員、吉良よし子参院議員秘書のほか、尾崎あや子、とくとめ道信、里見てい子の各都議、奥富喜一福生市議らと関係自治体の住民が参加しました。
米軍は現在、紛失したフレアについて、長さ30センチ重さ約130グラム、「有害物質である」との情報のみ公開。色、形などのほか、詳細な飛行ルート、原因と対策も明らかにしていません。事故について防衛省の担当者は、「米側に情報提供を求めている」と繰り返しました。
参加者らは、事故や落下物の詳細を明らかにすることを要請。
「有害物質と気付かずに触れるなどして、住民に被害が出る可能性がある。米軍の情報を待たずに、自衛隊の知見も生かし、フレアの情報を周知してほしい」と求めました。また、防衛省が情報を発信している都と関係5市1町などに加え、さらに広い自治体への情報発信も求めました。