社会保障の改悪で苦しめられている実態を訴える 厚労省前・高齢者座り込み行動を激励
東京・霞が関の厚生労働省前で行われている社会保障の改悪・後退で苦しめられている実態を訴える高齢者の座り込み行動に14日、日本共産党の小池晃書記局長・参院議員が駆け付け参加者を激励しました。同行動は、日本高齢期運動連絡会と東京都老後保障推進協会(都老協)が15日まで実施しています。
小池書記局長は、野党の中で社会保障の問題が共通の政策として確認され、政府に対する申し入れも行われて、前進し始めていると述べ、「社会保障の充実は国民の最大の願いだと思います。来年はこの分野で市民と野党が力を合わせて新しい政治をつくる一年にしたいと思います」と報告。「安倍政権は選挙が終わるや否や、社会保障の大改悪を打ち出している。突然出てくるのは本当にひどい」と批判し、「これは党派を超えた課題です。大企業の法人税減税はいくらやっても賃上げにつながらない。社会保障をしっかり支えれば、景気も良くなり、税収も伸び好循環が生まれる。皆さんの要求を全面的に支持して、頑張りたい」と訴えました。
日本高齢期運動連絡会の中山晴夫事務局次長は、「ありとあらゆるところで、高齢者いじめを許さないたたかいを繰り広げたい。野党と市民の共同で高齢者の権利を守りたい」と話しました。
吉良よし子参院議員、宮本徹衆院議員も駆けつけ激励しました。
以上2017年12月15日付赤旗日刊紙より抜粋