真実明らかになるまで 国会前1100人

 公文書改ざん事件の真相究明を求める市民が28日、国会議員会館前行動を取り組み1100人(主催者発表)が参加しました。すべての真実が明らかになるまで行動を続けると訴え、「安倍首相の責任重大」と声をあげました。
 主催は、総がかり行動実行委員会です。主催者あいさつした「戦争をさせない1000人委員会」の内田雅敏さんは、「佐川宣寿氏の証人喚問で決定打にはならなかったが、安倍政権は確実に追い詰められています」と指摘。「私たちのたたかいで、新しい日本の歴史をつくっていこう」と呼びかけました。
 連日のように抗議を続ける同実行委。共同代表の小田川義和さんが行動提起で、毎週木曜日を基本に国会議員会館前で行動を継続していくと表明しました。
 スピーチした評論家の佐高信さんは、「安倍首相はすべての責任を佐川氏に押し付けようとしているが、麻生太郎財務大臣は何をしていたのか」とのべ、安倍内閣の責任は免れないと指摘しました。
 立憲民主党、日本共産党の国会議員が参加しました。共産党の宮本徹衆院議員は、「佐川氏の証人喚問だけで幕引きは許されません。さらなる関係者の喚問を求めていこう」と呼びかけました。

以上2018年3月29日付赤旗日刊紙より抜粋