辺野古基地新基地阻止へ連帯 党国会議員団が調査・激励

日本共産党の赤嶺政賢、穀田恵二、笠井亮、藤野保史、宮本徹の各衆院議員は18日、沖縄県名護市辺野古のキャンプ・シュワブ前のテントでの集会に参加しました。その後、海上で新基地建設の現場を視察しました。
6日から始まった米軍新基地建設阻止の集中行動の最終日で、全県からの参加者に赤嶺氏らはあいさつ。穀田国会対策委員長は「今大切なのは翁長雄志知事の遺志を引き継いでたたかうこと。その力は『オール沖縄』にあります」と強調。沖縄統一地方選と知事選のオール沖縄勢力の躍進と勝利を訴えました。
テント横につくられた寄せ書きに「不屈。翁長さんの遺志引きつぎ、国会でも頑張ります」と書いた笠井政策委員長は「いまだに沖縄の皆さんに痛みを押し付ける基地を造るなんて、どこの国の首相か」と批判しました。
藤野氏は「オール沖縄の力で翁長さんの遺志を引き継ぐ一人として全力で頑張る」と決意を述べ、宮本氏は「『辺野古が唯一の解決策だ』と言い続ける時代錯誤の安倍政権に、いつまでも政権を任せるわけにはいかない」と力を込めました。
赤嶺氏らは抗議船に乗って軟弱地盤が問題になっている護岸付近まで行き、ウミガメやオキナワハマサンゴを確認しました。
案内した土木技術者の奥間政則さんは、埋め立て区域の琉球石灰岩が、波の浸食で削られるほどもろいことを説明。「琉球石灰岩の空洞がある、活断層、軟弱地盤があるところに基地が造られようとしている」と語りました。
カヌーに乗って海上で抗議行動する人たちに赤嶺氏は「私たちのたたかいで辺野古の新基地建設を必ず止めるとの決意で頑張ります」と訴えました。
瀬長美佐雄県議も参加しました。

以上2018年8月19日付赤旗日刊紙より抜粋(写真は赤旗写真部提供)