東京・新宿 消費税増税止めよう「上げられたら困る」各界連の宣伝に参加

 消費税廃止各界連絡会(各界連)は24日、東京・新宿駅前で参院選後初の宣伝行動に取り組みました。消費税10%についてシールアンケートを行い、参院選結果を受けて増税中止を求める署名を呼びかけました。
 東京都新宿区に住む女子大生(19)は「今でも服や化粧品も我慢して暮らしているのに上げられたら困る。増税は絶対やめてほしいし、できれば消費税をなくしてほしい」と話しました。
 全国商工団体連合会(全商連)の太田義郎会長は、国民に税負担を強いる一方で、大企業は税負担が軽減されていると批判し、中小企業並みの税負担をさせれば増税は必要ないと訴えました。
 全国保険医団体連合会の住江憲勇会長は、「社会保障を改悪しながら、『増税は社会保障のため』という詭弁(きべん)は許せません。みなさん怒りましょう」と述べました。
 日本共産党の宮本徹衆院議員は、消費税を上げなくても財源はあると紹介し、「いまからでも増税は中止できます。ご一緒に頑張りましょう」と呼びかけました。

以上2019年7月25日付赤旗日刊紙より抜粋(写真は赤旗提供)