東京外かく環状道路大泉JCT周辺の白子川における漏気について、国交省から聞き取り
9月5日、東京外かく環状道路「大泉JCT周辺の白子川における漏気について」公表されました。
宮本徹議員は、山添拓、吉良よし子の両参院議員、周辺自治体議員らとともに、この問題について6日(金)に国交省から聞き取りを行いました。
以下2019年9月11日付赤旗日刊紙より抜粋
東京外環道大泉ジャンクション(東京都練馬区)付近の地下掘進工事で、周辺を流れる白子川で漏気が生じた問題で、日本共産党の宮本徹衆院議員、吉良よし子、山添拓参院議員と関係住民は6日、国交省に対し、掘進の中止を求めました。原田あきら都議や区議らが同席しました。
漏気は8月19日から見られ、同省は「シールド工事で用いる空気が漏出したと考えられる」と工事との関係を認めています。
外環道の地下工事では昨年、東名ジャンクション(世田谷区)付近の河川で気泡が発生し、遊歩道などで地下水の流出がおきたため、国交省らは東名側の地層は掘進時に空気を使用しない方法で行い、それ以外では添加剤や圧力を調整し、安全な方法を確認しながら掘進するなどの対策を示していました。
参加者は漏気についての公表が東名側での事象発生時に比べ時間を要した理由、シールド機と漏気箇所の位置関係、漏出した空気の量や酸素濃度、自治体への報告状況など詳細な説明を求めました。
国交省の担当者は酸素濃度等は調査しており、漏気について都と練馬区には先週報告した、などとのべました。
参加者は新たな漏気は対策の破綻を示すもので、こうした事態の中でシールド機を動かし続けることを批判、住民説明会を行うよう求めました。