村山医療センター院長と懇談
厚生労働省が再編統合の議論を促すとして、公立・公的病院名を公表した問題で、日本共産党の宮本徹衆院議員は東京都武蔵村山市で16日、名指しされた国立病院機構村山医療センターの朝妻孝仁院長らと懇談しました。
同センターは骨・運動器疾患・脊椎損傷に関する高度な医療からリハビリテーションに至るまでの一貫した医療を行っており、全国から患者が治療に訪れています。また、地域医療でも北多摩西部二次医療圏のリハビリテーション支援センター、高次脳機能障害支援普及事業の中心的役割を担っています。
朝妻院長は突然の名指しに対し、「患者やスタッフ等の不安を解消するためにホームページに『これまで通り最善の医療を提供する』など掲載した。優秀な医師やスタッフを数多く集め、努力を重ねて評判も上がり、遠方からの患者さんも来るようになった。こうした努力は厚労省の少ない分析項目には当てはまらない」と語りました。
宮本氏は「厚労省の名指しは東京都の医療圏構想とも関係なく出されている。なくてはならない病院を守るために力を尽くしたい」と述べました。
懇談には党武蔵村山市議団も同席しました。
以上2019年10月22日付赤旗日刊紙首都圏のページより抜粋