四国から党議席必ず 香川・党西讃地区の「祭り」で国会報告

 香川県の日本共産党西讃(せいさん)地区委員会は3日、総選挙勝利と市民との共闘を目的に丸亀市で「もみじ祭り」を開き、500人が参加しました。後援会が模擬店も出し、地元の踊りや太鼓が披露されました。
 舞台では日本共産党の宮本徹衆院議員が国政報告し、各地で広がる市民と野党の共闘や憲法改正問題などにふれ「総選挙では市民と野党の共闘で政権交代を実現しよう。そのためにも四国から共産党の議席を送ってほしい。党に入って一緒に頑張ってほしい」と呼びかけました。訴えを聞いた三豊市の男性(63)は「アメリカからの兵器の爆買いを止めるべきだと話を聞いて思った。総選挙では四国から議席を出したい」と話しました。
 白川よう子衆院四国ブロック比例予定候補はLGBTのトークセッションで、性の多様性を尊重する社会づくり活動を行う「プラウド香川」の筒井央二(えいじ)さんらとともにLGBTに対する権利や理解の促進などについて語り合い、筒井氏は「多様性を認め合うこと、寛容な社会を目指すことが大切です」と述べました。白川氏は、日本共産党のジェンダーフリーの政策を紹介し「性別で生き方を押し付けられず、自分らしく生きられる社会をつくろうとしている政党です」と話しました。
 別会場で宮本、白川の両氏は国政への要望や地域の実態を聞こうと、農業、保育、中小企業関係者と懇談し、参加者から、保育現場の処遇改善や日米貿易協定に反対することなどの要望が出されました。

以上2019年11月5日付赤旗日刊紙より抜粋(写真は赤旗提供)