障害福祉施策拡充求め きょうされん 署名・募金行動でスピーチ

 障害者施設・作業所でつくる全国組織「きょうされん」は6日、障害福祉施策の拡充を求めて、国会請願署名と募金への協力を呼びかける行動「がんばるデイ2019中央企画」に東京・新宿駅西口で取り組みました。障害当事者や職員らが午前から夕方までリレースピーチに立ち、全体で約350人が参加。障害者週間(3~9日)に毎年行われているものです。
 斎藤なを子理事長は、障害福祉サービスへの公費給付削減が狙われる2021年度報酬改定にふれ、「多くの署名を積み上げ、障害がある人たちの暮らしが脅かされることのないよう頑張っていきます。ぜひご協力を」と呼びかけました。
 のびのび共同作業所(東京都江東区)に通う大山孝さん(46)は、「親がいる今はいいけど、今もらっている障害年金では生活できなくなってしまう。年金をもっと引き上げて」と発言しました。
 埼玉県内の地域デイケア施設に通う聴覚障害者の男性(52)は、65歳で介護保険に移行させられ自己負担が発生するため、施設を利用できなくなる不安を語り、「耳が聞こえない仲間のいる施設に通い続けたい」と訴えました。

以上2019年12月7日付赤旗日刊紙より抜粋

※黄色いタスキをつないでの10時から16時のリレースピーチ、トップバッターの、きょうされん、藤井専務理事につづき、宮本徹は、二番目にスピーチ。障害者福祉予算の拡充を求めました