オスプレイ配備撤回 集会で連帯あいさつ

 「危険なオスプレイの配備撤回を求める集会」が31日、安保破棄中央実行委員会と日本平和委員会のよびかけで国会内で開かれました。
 日本平和委員会の千坂純事務局長が、「米軍横田基地(東京都)にオスプレイが配備されて1年。無法訓練が野放しにされている。陸自オスプレイの千葉県木更津駐屯地への暫定配備は、市長の受け入れ表明で重大な局面にきている」とのべ、配備撤回の運動を広げようと呼びかけました。
 東京平和委員会の岸本正人事務局長は、横田基地に配備された米軍オスプレイが三沢基地(青森県)や岩国基地(山口県)などとの間を頻繁に往復し、低空飛行訓練や射撃などの訓練を行っていると報告しました。
 静岡県の「オスプレイに反対する東富士住民の会」の代表は、東富士での監視活動と各地から寄せられた情報を統合すると、オスプレイが伊豆半島北部から東富士演習場まで広がっている横田空域を自由勝手に飛行し、そのエリアが演習場にされている実態がはっきりしたと発言しました。
 千葉県の「オスプレイ来るな住民の会」事務局の紙谷敏弘さんは、「暫定配備」受入れの経緯と問題点を報告。受け入れ表明を撤回させるとりくみをしていくと表明しました。
 安保破棄中実委の東森英男事務局長は、「安保・地位協定60年、主権と人権が守られない事態を変えよう」と訴えました。
 日本共産党から宮本徹衆院議員、紙智子、吉良よし子、山添拓各参院議員が連帯あいさつしました。

以上2020年2月1日付赤旗日刊紙より抜粋