東京年金引き下げ違憲訴訟 第17回口頭弁論報告集会であいさつ
2月14日(金)東京年金引き下げ違憲訴訟第17回口頭弁論が東京地裁で行われました。
口頭弁論終了後に行われた報告集会で、宮本徹衆院議員、山添拓参院議員と初鹿明博衆院議員が連帯と激励の挨拶。激励に駆けつけた横沢高徳参院議員秘書の紹介がありました。
以下2020年3月1日付東京民報から抜粋
「年金引き下げ違憲訴訟」東京原告団(728人)の第17回口頭弁論が2月14日、東京地裁で行われました。
原告代理人弁護士5人、原告2人が、年金引き下げによる被害の実態、社会権規約の後退禁止原則違反であることなどについて1時間余にわたって陳述しました。この後、原告側が求めていた年金引き下げにかかわった厚生労働省幹部の承認申請を裁判所が却下し、結審となりました。判決言い渡しは6月23日です。
同訴訟は、政府が、2012年から3年かけて「特例水準の解消」(過去の物価下落時のスライド停止分を取り戻す)という名目で計2.5%の年金を、一律に引き下げを強行したことは憲法違反だとして15年5月に提訴。原告側は、年金切り下げが、憲法上の基本的人権の侵害にあたることをさまざまな角度から立証してきました。
年金切り下げ違憲訴訟は44都道府県で5297人が原告となって訴えを起こしています。現在までに札幌地裁が原告の訴えを退ける不当判決(2019年4月26日)を出し、原告はただちに控訴。札幌高裁で審理が続いています。
口頭弁論終了後、衆院第1議員会館大会議室で報告集会が行われました。
集会では、勝利のために6月23日の判決に向けて公正判決を求める要請書名を大きく進めることが確認されました。日本共産党から宮本徹衆院議員、山添拓参院議員がかけつけ、激励のあいさつを行いました。