第1回感染実態解明野党合同ヒアリング PCR保険適用検査 1日あたりわずか60件
日本共産党と、立憲民主党や国民民主党などの共同会派は26日、国会内で、新型コロナウイルスにかかわる感染実態の解明をめざす野党合同ヒアリングを開催しました。この中で厚生労働省は、感染を判定するPCR検査の実態を公表し、3月6日から23日までの18日間で、保険適用分の検査件数は1058件でした。1日あたりの検査件数は約60件です。
厚労省は、PCR検査の検査能力を1日9000件程度としていますが、実施件数は保険適用分も含めて、多い日で1900件程度にとどまっています。
また厚労省は、東京都で、2月1日から3月21日までの間で帰国者・接触者相談センターに寄せられた相談件数は2万9170件、このうち帰国者・接触者外来の受診は944件。、PCR検査の実施件数は464件と報告しました。
日本共産党から宮本徹衆院議員、山添拓、伊藤岳両参院議員が参加しました。
以上2020年3月27日付赤旗日刊紙より抜粋(写真は赤旗提供)