第3回感染実態解明野党合同ヒアリング 保健所体制の弱さ指摘
日本共産党と、立憲民主党や国民民主党などの共同会派は30日、国会内で、新型コロナウイルス感染症に関する野党合同ヒアリングを実施しました。野党側は、感染の有無を調べるPCR検査数が少ないことについて、保健所の体制の弱さを指摘しました。
厚生労働省の担当者は「保健所のマンパワー不足は、かなり強くご指摘をいただいている。喫緊の課題だ。予算措置で補助的な職員を雇っていただくなど支援させていただいている」と述べました。
厚労省は、医療機関の不足についても、感染拡大防止と並行して大至急検討するとしました。
また、野党側は、特定のウイルスに感染し免疫を獲得しているかどうかを調べる抗体検査(血液検査)の導入を求めました。厚労省は、どのように使えばいいのかを専門家に確認しているとし、「使い方が固まり次第、使えるようにする」と述べました。
日本共産党から宮本徹衆院議員が参加しました。
以上2020年3月31日付赤旗日刊紙より抜粋