コロナ新薬安全図れ オンライン薬害根絶デー集会で連帯あいさつ

 薬害の根絶と迅速な救済を求め24日、被害者と市民らが第21回「薬害根絶デーオンライン集会」を開催しました。全国から270人が申し込みました。主催は同実行委員会です。
 薬害オンブズパーソン会議メンバーの隅本邦彦さんは新型コロナウイルス禍における新薬承認について「安全性が十分保証されていない薬が、緊急を要するとして、承認されることがあってはならない」と強調しました。
 裁判や、国との基本合意により全面救済を勝ち取った薬害肝炎原告団は「自分たちの救済だけでなく、薬害根絶をすすめてきました。薬害根絶をめざしてたたかっていきましょう」と話しました。
 薬害エイズ被害者の男性はエイズ患者への差別、偏見に触れ「被害者であると公表できない人が大勢いる。その人たちは何か悪いことをしたのでしょうか。社会が広くあたたかく支えていかないといけない」と訴えかけました。
 日本共産党から田村智子参院議員、宮本徹衆院議員が参加、あいさつしました。立憲民主党の菅直人衆院議員、川田龍平参院議員、社民党の福島みずほ参院議員が参加しました。

以上2020年8月25日付赤旗日刊紙より抜粋