国会駆けある記より『新しい政治おこすとき』

 赤旗日曜版の「桜を見る会」のスクープ記事が、「JCJ大賞を受賞といううれしいニュースが飛び込んできました。
 「桜を見る会」の概算要求が前年比3.24倍になったという、私のツイートが、日曜版編集部が取材を始めるきっかけだったとのこと。
 この経過にからんでいるのが、次期総理、最有力とされる菅官房長官です。
 初めて国会で桜を見る会が問題になったのが、昨年、5月13日の決算行政監視委員会。
 私は、桜を見る会について「政権に近い人をどんどん呼んで参加者が膨らみ、予算にもない支出がおこなわれている」と追及しました。
 そのときの答弁者が菅官房長官でした。
 ところが、菅官房長官は見直さず、あろうことか、膨らんだ参加者数と支出に合わせて、翌年度の概算要求をおこないました。
 菅官房長官のこの居直りなくして、赤旗日曜版のスクープ記事もJCJ大賞受賞もなかった!?
 安倍政権の負の遺産に共同責任を負っているのが菅官房長官です。
 辻立ちをしていると、「いよいよ頑張りどきですね」と声がかかります。
 自民党政治を終わらせ、新しい政治をおこすときです。

以上2020年9月12日付赤旗日刊紙首都圏のページより抜粋