野党、「桜」再調査要求 ジャパンライフ元会長逮捕受け
野党の総理主催「桜を見る会」追及本部は18日、ジャパンライフの元会長・山口隆祥容疑者らが詐欺事件で逮捕されたことを受け、国会内で合同ヒアリングを開催し、山口氏が安倍晋三前首相の主催する「桜を見る会」の招待状を顧客勧誘に利用していた経緯を再調査するよう要求しました。
野党議員は、山口氏の逮捕でステージが変わったとして「山口氏を誰が、どういう関係で『桜を見る会』に招待したのか調べないといけない」と指摘。政府の担当者は「特定の個人については、すでに(招待者)名簿がなく、個人情報にかかわることなので答えを差し控えている」などと従来と同じ答えを繰り返しました。
野党議員は、山口氏が各界で功績・功労のあった人を招く「桜を見る会」に招待されたことで、国が山口氏に“お墨付き”を与えたことになると強調。「“お墨付き”を与えた国も被害を拡大させた責任の一端があるのではないか」として、その政治的責任をただしました。
合同ヒアリングには、日本共産党の宮本徹議員が参加しました。
以上2020年9月19日付赤旗日刊紙より抜粋