「桜を見る会」に関する質問主意書と答弁書
9月16日提出の「桜を見る会」に関する質問主意書に対する答弁書が、本日閣議決定されました。
以下2020年10月7日付赤旗日刊紙より抜粋
首相主催の「桜を見る会」疑惑にかかわって、日本共産党の宮本徹衆院議員が提出していた質問主意書に対して、政府は2日、答弁書を出し、宮本氏の質問にまともに回答しませんでした。
菅氏は9月上旬のニュース番組で、「会」に安倍晋三前首相の後援会員の参加について「承知していなかった」と答えています。宮本氏は、質問主意書で「いつ気が付いたか」をただしましたが、答弁書は、「お尋ねの趣旨が明らかではなく、回答は困難」とし、菅首相本人に確認すれば分かるにもかかわらず、回答を拒否しました。
また、宮本氏が昨年5月に質問した直後に、参加者と支出額の膨張を見直さず、次年度分の概算要求を3倍以上に増やす判断をした理由についても、「テロ対策の強化や混雑緩和」の措置と述べるにとどまり、まともな回答を避けました。
宮本氏は答弁書をうけ、当時「桜を見る会」を所管していたのは官房長官だった菅氏であり、自らの「所管ぶり」について明らかにせず、責任を逃れようとする姿勢は許されないと語っています。