外環道陥没事故問題に関する「中間報告」など有識者委員会の検討内容について国交省から聞き取り

 12月21日(月)、宮本徹議員は、山添拓参院議員とともに、国土交通省から、外環陥没事故に関する「中間報告」など、18日に行われた有識者委員会での検討内容について、聞き取りを行いました。
 聞き取りには、原田あきら都議会議員らも参加しました。

以下2020年12月25日付赤旗日刊紙首都圏のページより抜粋

 
 東京外環道の地下トンネル工事が行われていた東京都調布市の住宅街の道路陥没や空洞発見があった問題で21日、日本共産党の宮本徹衆院議員と山添拓参院議員は、国と高速道路会社が設置した有識者委員会の中間報告を受けて国交省をただしました。原田あきら都議、田中とも子都議予定候補、調布市など関係区市議、住民が同席しました。
 中間報告は陥没などについて、特殊な地盤条件下でのシールドトンネルの施工が、「要因の一つである可能性が高い」としています。
 参加者は現地の地盤や施工状況、陥没などのメカニズムについて詳細な説明を求め、「特殊な地盤」としていることについて事前の調査が不十分であったことを指摘。地中を削るシールド機のカッターがしばしば回転不能となるなど異常が頻発する中で原因を究明する措置を講じなかったことをただしました。ボーリング調査の柱状図や掘進工事の日程を示すよう求めました。
 国交省の担当者は、早期にメカニズムを特定する必要があると述べ、大深度地下使用については最終報告をふまえ精査したいとこたえました。