困難をかかえる人に寄り添い、生きることを支える政治に


 
 総選挙も最終盤に入りました。小選挙区=東京20区から勝ちあがり、政権交代を実現したい。その思いで連日、力いっぱい訴え続けています。市民のみなさんをはじめ、立憲民主党、社会民主党、生活者ネット、無所属の市議・前市議のみなさんから、毎日応援をいただいています。私の訴えを紹介します。

東京20区(清瀬市・東久留米市・東村山市・東大和市・武蔵村山市)
野党統一候補、日本共産党の宮本徹です

 こんにちは。東京20区(清瀬市・東久留米市・東村山市・東大和市・武蔵村山市)で野党統一候補としてたたかっております、日本共産党の宮本徹です。選挙戦も、明日、あさっての2日間となりました。

政権交代で国民の声がまっすぐ届く政治にしましょう
ご支持の輪を広げてください

 私たち野党はなんとしても政権交代で国民の声がまっすぐ届く政治をつくるため、候補者の1本化を図り力を合わせてこの選挙戦をたたかっています。大企業や富裕層やお友達ばかりを優遇する政治ではなく、国民の一人ひとりのくらしを支え抜く政治をつくっていきたい。政権交代のために、どうか、最後の最後まで、ご支持の輪を広げていただいて、宮本徹をこの選挙区から勝ち抜かしてください。比例は日本共産党へ、どうぞよろしくお願い申し上げます。

選挙の論戦で政権交代の必要性がはっきりしました
コロナ禍の中で病院を減らす自民党でいいのでしょうか

 選挙での論戦を通じて政権交代の必要性がいよいよはっきりしてきしてきました。コロナの対応、感染症対策はどうでしょうか。岸田首相は第6波に備えるとはおっしゃいますが、その一方で、全国の公立病院・公的病院の4分の1を名指しで統廃合を求めるリストはそのままです。さらには、2025年までに急性期のベッドを3割、20万床削減をしていく。これは今なお現在進行形で進んでおります。

命を守る 当たり前の政治にしましょう
医療費削減路線から安心の医療へ

 これでは、守れるはずの命が守れないということが起きてしまうのではないでしょうか。私たち野党の共通政策では、医療費削減政策の転換、医療公衆衛生の迅速な整備、このことも掲げさせていただいております。私たち野党は医療費削減路線から安心の医療をつくり、命を守る政策へと転換をしてまいります。公立病院・公的病院もしっかり守り、保健所も増やしてまいります。ご一緒に、守れる命を守っていくために、政権交代を実現してまいりましょう。

大企業・お金持ちが富をため込み、国民の賃金は目減り
「分配」の言葉もなくなった岸田首相

 この国の分配のゆがみについて、岸田さんではただすことができないということも、この選挙のなかではっきりと見えてきたのではないでしょうか。この国は、アベノミクスの9年間、お金持ちはどんどん富をため込みました。大企業も富をどんどんため込んで増やしました。しかし、働いている人にも、高齢者にも、その富は滴り落ちてくることはありませんでした。実質賃金は下がり、年金も目減りが続いております。岸田さんは、自民党総裁選のときにはお金持ち優遇税制に手を付けるかのようなことを言っていた。ところがあっという間に引っ込める状況ではございませんか。しかも、毎日新聞の報道では、毎日岸田さんの演説を追っかけていたら、演説からどんどんどんどん分配という言葉がなくなり、5日目には分配という言葉が一言も出てこない演説が始まったそうです。
 さらに、保育や介護、障害者福祉などの賃上げについて、この財源はどうするんだとマスコミから問われたら、岸田さんは、成長でと、答えたといいます。これではアベノミクスの9年間と同じで、国民にはちっとも回ってこないということが続くということなのではないでしょうか。

政治の責任で賃金を上げる
最低賃金 中小企業への支援をしっかりやり時給1500円に

 私たち野党は、しっかりと国民に政治の責任で分配をしていく、政治の責任で賃金を引き上げていく方向を切り開いていきたい。
 最低賃金について、私たち野党は、中小企業への支援をしっかりやりながら、時給1500円へと引き上げてまいります。今、ひとり親世帯の方が、パートをいくつもかけ持ちをして、子どもが病気になっても簡単には休むことはできない、こういう状況がございます。本当に、苦労している方々をしっかり支える。最低賃金を思い切って引き上げて、普通に8時間働いたら生活で厳しいという状況がなくなる社会をご一緒につくろうではございませんか。正規雇用と非正規雇用の賃金格差をボーナスも含めて是正をしていく。私たち野党はしっかりと政治の主導で賃金の引き上げをすすめてまいります。
 国民の命と生活を守る政権を、あなたの1票で、ご一緒につくっていこうではございませんか。そのためにも宮本徹、勝ち抜かしてください。よろしくお願いを申し上げます。

減らない年金へ 国会でたたかってきました
政権交代で暮らしを応援する政治に切り替える

 減らない年金にしていく。私、宮本徹は、国会で先頭に立ってたたかってまいりました。今の年金では将来3割も基礎年金が減ってしまう。こんな年金制度ではとても暮らせなくなるじゃありませんか。年金にもっと国からしっかりと税金を入れていく。お金持ちを優遇している保険料の仕組みをただして、そこからも年金の財政を豊かにしていく。そうやれば、減らない年金制度にしていくことはできるんです。
 減らない安心の年金制度にしてくためにも、大企業優遇、富裕層優遇の政治から、野党政権で根本的に切り替えてまいりましょう。くらしを応援する新しい政治つくってまいりましょう。どうか宮本徹、勝ち抜かしてください。よろしくお願いを申し上げます。

Co2を大胆に削減することが急務の今
麻生副総裁 北海道のコメがうまいのは温暖化のおかげと暴言

 私は、この選挙戦のなかで、未来の問題についても政権交代が必要だということが本当にはっきりしてきたと思います。先日も、若い方から、「宮本さんは地球温暖化防止について10段階でいえばどれぐらい重視しているんですか」と聞かれました。もちろん私は「10です。これは緊急課題です」とお答えしました。
 私たちのこの星、人類の未来は、2030年までにCo2を大胆に削減できるかどうか、ここにかかわっております。ところが、今の自民党さんはその認識が欠けているんじゃないでしょうか。自民党の麻生太郎副総裁が”北海道のコメがうまいのは、農家ではなく地球温暖化のおかげだ。温暖化にもいいことがある”という趣旨の、とんでもない暴言をはきました。北海道の農家のみなさんにも大変失礼な話だけれども、それと同時に、私は地球温暖化についてあまりにも危機意識がなさすぎると思います。

岸田政権 エネルギーの2割をCo2排出の石炭火力発電に頼る
人類の足を引っ張る現政権を続けさせていいのでしょうか

 岸田政権がこの選挙のさなかに決めたことが本当にひどいんです。2030年、これからのエネルギーの日本の構成について、なんと2割は石炭火力発電に頼っていくってことを決めちゃったんです。ご存知の通り、今世界は国連の要請を受けて、2030年までにはCo2をバンバン出す石炭火力発電はやめようということになっているんです。ところが、私たちのこの国は、自民党さんが古い産業界からの企業献金にどっぷりつかって、しがらみを断ち切ることができません。そのために、世界でやめようといっている石炭火力発電すらやめられない。この国の政権が人類全体の足を引っ張る。こういう状況になってしまっているのではないでしょうか。私はこの国の政権を代えていくことは、もはや人類的課題になっていると思います。ぜひ、野党に政権任してください。私たち野党の共通政策のなかでは、石炭火力発電をやめていくこと、もちろん原発にも頼らない、このことをしっかりと掲げさせていただいております。再エネ・省エネを抜本的に普及して、石炭火力発電もやめて、そして子どもたちの未来に住み続けられる地球の環境を残していく。こうした政治をつくるために、なんとしても私たち政権交代を実現していきたいと思っております。未来のためにも、宮本徹勝ち抜かしてください。

ジェンダー平等を前に進めたい
就職差別、賃金差別、ハラスメント…

 私はジェンダー平等を前に進めたい。このことを訴えてまいりました。今私たちのこの国は、子どものときから大きな男女不平等、ジェンダー不平等に直面する国です。就職活動の際には、許しがたい差別や、許しがたいハラスメントが横行しております。働き始めても、男女の賃金格差は生涯所得で1億円も違う。きわめて大きな格差があります。

苗字を変えるのは96%が女性
離婚、再婚、そのたびに名字が変わり、私生活が詮索される

 結婚すれば、夫婦が同じ苗字を必ず名乗らなければならないこの国で、苗字を変えるのは96%が女性です。離婚、再婚、そのたびに名字が変わり、私生活が詮索される、イヤな思いをした。この選挙戦でもそういう声をかけられます。子どもが生まれれば、私たちのこの国は、男性の長時間労働がまん延するといいますか、会社から求められる、こういう状況があるなかで、育児、家族的な責任が大半が女性に押し付けられて、女性が輝く時間が奪われている。ジェンダー平等後進国なのが私たちのこの国です。

賃金格差の是正、選択的夫婦別姓の実現
ハラスメントの禁止、福祉分野の賃金引き上げ

 私たち野党は、こうした状況をいつまでも続けるわけにはいかないと考えております。この共通政策のなかでも、ジェンダー平等、ジェンダー視点に基づいた自由で公平な社会の実現を私たち野党は共通政策として掲げております。男女の賃金格差を是正していく。女性がたくさん働いている分野の保育や介護、障害者福祉の賃金を引き上げていく。選択的夫婦別姓制度を実現していく。正規雇用と非正規雇用の賃金格差もしっかり是正していく。ハラスメントを禁止する。私たち野党はたくさんの法案を国会にすでに提出しております。たくさんの提案を国会でやってきております。私たち野党が政権をとれば、ジェンダー平等をしっかり前に進めるために真剣に取り組む新しい政権が誕生いたします。これからを生きる若い女性のみなさんも含めて、女性のみなさんが希望を持てる、安心が持てる日本社会にしていくためにも、どうか政権交代へ、宮本徹、お力をおかしください。

軍事費を2倍に 世界第3位の軍事大国にしたい自民党政権
憲法9条を持つ国のやることなのでしょうか

 今度の選挙で自民党さんが掲げている選挙公約を見て、軍事費の問題を一つとっても、絶対に政権交代しなければならない、この思いを大変強く持っております。み自民党さんの選挙公約。防衛費の予算だけ突出して、2倍超を念頭に引き上げていくということが書かれております。すでに安倍さんの時代に防衛省の予算は補正予算も含めて1兆円も増えて、アメリカ製兵器の爆買いをやり、他国まで届く長距離ミサイルを購入し、空母を保有し、本当に憲法9条を持っている国なのかという事態になっております。そのうえ、さらに防衛省の予算を2倍に引き上げていけば、世界第3位の軍事大国になるということになります。憲法9条を持っている国が、進むべき道なんでしょうか。私は絶対に違うと思います。

医療、介護、障害福祉、教育、年金…
暮らしを支えることに予算をまわすべきです

 しかも、みなさん、今優先して税金を入れなければいけない分野は違うんじゃないでしょうか。医療や介護、障害者福祉、教育費の負担の軽減、安心できる年金制度をつくることや、とにかく国民の暮らしを支えることにこそ私は優先して予算は増やすべきだと思います。老老介護で苦労されている方がたくさんいらっしゃいます。そして、介護のために毎年、日本社会では10万人もの方が仕事をやめざるを得ないという現状があります。年金で安心して入れる特養ホームをもっとたくさんつくっていく。介護されている家族を支える介護サービスをもっと充実していく。このことこそ予算を増やすべきではないでしょうか。

障害者とそのご家族にとっての「18歳の壁」を壊す
青年・成人期の障害者のみなさんをしっかり支える制度に

 私は今、障害者とそのご家族のみなさんの「18歳の壁」という問題について取り組んでおります。特別支援学校を卒業する18歳の3月31日になると、放課後等デイサービスが使えなくなります。作業所などに通うと15時頃に終わります。そのあとを支える全国的な支援のサービスはありません。それぞれの自治体や社会福祉法人やNPO法人がいろいろ努力しておりますけれども、全く支援の制度は足りない状況でございます。そうしたなかで、当事者も、仲間と交流する機会がないだけではなく、ご家族のみなさんが仕事をやめざるを得ない。ひとり親だった場合は本当に深刻な問題が引き起こされます。私は国会で、こうした問題についてもっと障害者福祉の予算を増やすべきではないのか、そして全国的な青年・成人期の障害者のみなさんをしっかり支える制度をつくるべきだということを提案をしております。大臣が「問題意識は共有する」といっても、税金の使い方が改まらないために、なかなか前に進まない状況がございます。私は、防衛省の予算を増やすよりも、困難を抱えている方々をしっかり支えていくことにこそ優先して税金は使うべきだと考えております。

困難を抱えている方々の代弁者となる

東京20区は宮本徹へ 比例は日本共産党へ

 困難を抱えた方々をしっかり支える政治にするためには、税金の使い方の優先順位も変えなければなりません。どうかそのためにも、政権交代へお力をお貸しください。防衛費の予算をどんどん増やしていく、こんなことを公約に掲げている政権に、このまま信任を与えたら、回さなければいけなくなるところへの税金が持って行かれることになってしまいます。私は、それは絶対に許すわけにいかないと考えております。
 国会議員になって2期7年間、私は国会議員の仕事というのは、何よりも、今困難を抱えている、その方々の代弁者となって、一緒になってたたかって政治を動かしていく、これが仕事だと考えてまいりました。
 その立場で、コロナのなかでも休業手当が出ない方に国が肩代わりする制度がありますが、その対象を広げるようたたかい、改善をはかってきました。今、コロナのなかで、収入が落ち込んで、困っている方たくさんいらっしゃいます。高校のいろいろな支払いにも困って、大変深刻な事態におかれている高校生もいます。すべての人が安心して暮らせる社会にするために、これからもたたかっていきます。
そして比例代表では日本共産党伸ばしてください。そのことを心からお願いを申し上げまして、宮本徹からの訴えとさせていただきます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。