ギグワーカーの法的保護を
ギグワーカー(ネットを通じた単発仕事の労働者)&フリーランスの法的保護を求める院内集会(同実行委員会)が23日、衆院第2議員会館で開かれました。
ウーバーイーツやアマゾン宅配など各分野で、労働者保護規制を受けずに働かされる実態を交流。東京電力の電気メーター交換工事の請負業者が結成した全労連・全国一般計器工事関連分会は、中央労働委員会で労働者と認定を受け、団体交渉権を勝ち取った成果を報告しました。
出版ネッツは、ホームページの記事作成を依頼された女性ライターが深刻なセクハラやパワハラを受け、裁判をたたかっていると強調しました。
日本共産党、立憲民主党、社民党の国会議員があいさつ。共産党の宮本徹衆院議員は、「東電のメーター工事の請負労働者の問題を国会質問で取り上げた。企業は正規雇用を非正規雇用に置き換え、今度は請負や委託へ置き換えている。欧米の取り組みを踏まえ、日本でも最低賃金適用や労災補償、団結権など労働者の権利を保障すべきだ」と述べました。
以上2022年5月25日付赤旗日刊紙より抜粋