『75歳以上の医療費窓口負担2割化は絶対中止!』署名提出行動
6月2日(木)、全国保険医団体連合会は、「75歳以上の医療費窓口2割化は全体中止!」署名提出行動を行いました。
この日提出した署名は96,507筆(累計703,717筆)です。提出行動には、日本共産党と立憲民主党の国会議員が参加しました。
集会に参加した宮本徹議員は、東京保険医協会との懇談で「今のうちに検査をやってほしいと言われた。30数年医者をやっていて初めてのことだ」との話を聞いた。物価が上がる中、年金は下がる。医療費は上がるでは、受診抑制になる」と挨拶しました。
以下2022年6月3日付赤旗日刊紙より抜粋
政府が10月から実施を狙う“75歳以上の医療費窓口負担2倍化”の中止を求め、医師らでつくる全国保険医団体連合会(保団連)は2日、衆院第2議員会館で、署名提出集会を開きました。計画中止を求める署名は延べ70万3717人分に上りました。
署名は1月から始めたもの。3回目の提出となる今回は9万6507人分の署名を国会議員に手渡しました。「署名をさらに広げて絶対に計画を中止させよう」と声を上げました。
保団連の住江憲勇会長は、40年来の新自由主義と2年半のコロナ禍、今年からの物価高騰で「国民生活は厳しさを増している。こんな時に2倍化をすすめることは断じて許せない」「自公政権に解決能力はない」と訴えました。
会場には120人が参加。32カ所をオンラインで結び、全国の医師が発言しました。「負担増のたびに受診抑制が起きている。2倍化でさらに深刻になる」「『これ以上、病気を見つけないで』と検査を拒む患者さんもいる。貧困が病気を生み、病気が貧困を生んでいる」と怒りの声が続きました。
日本高齢期運動連絡会の吉岡尚志代表委員が「高齢者の怒りを引き出そう」とあいさつ。日本共産党、立憲民主党の国会議員も参加し、日本共産党からは宮本徹衆院議員が出席し、あいさつしました。