統一協会 野党国対ヒアリング 細田氏文書 非常に問題 弁護士が批判
統一協会(世界平和統一家庭連合)問題に関する野党国対ヒアリングが29日、国会内で開かれ、同日発表された統一協会との関係を認める自民党の細田博之衆院議員の文書について、全国霊感商法対策弁護士連絡会の木村壮、阿部克臣両弁護士が「非常に問題で、信者やその家族に与えた影響は大きい」と厳しく批判しました。
木村氏は「有力な政治家が統一協会関連団体の活動をたたえることの影響を考えていただきたい。こういったことが献金被害の原因になっている」と指摘。阿部氏は「議長も務めていたような方が統一協会の会に出席をして、しかも韓鶴子総裁の功績をたたえるような発言を述べるというのは非常に問題」「文書1枚で足りるのかというのは正直思います」と語りました。
法務省の担当者は、政府が設置した合同電話相談窓口が受けた相談件数(5~27日)は2153件だと報告。日本共産党の宮本徹議員は、9月末に終了予定の同窓口について「周知力、安心できるという点でも国が窓口を設ける意義は大きい。今これだけ相談が来始めている。ここでやめるというのはありえない」と窓口の延長を求めました。
以上2022年9月30日付赤旗日刊紙より抜粋