特定整備路線から商店街を守る政府交渉に宮本徹事務所も同席
11月27日(金)住民運動団体のみなさんと、『品川区の戸越公園駅中央商店街・南口商店街につながる商店街、戸越銀座商店街等の賑わい生かして振興を計るための要請』『ハッピーロード大山商店街を守るためにご尽力してくださることの要請』『十条地域商店街の振興と存続に関する要請』を経済産業大臣宛てに行いました。対応した担当者は「現場の切実な声と認識している」と、重く受け止める姿勢を示しました。
要請には、日本共産党の東京選出議員、衆参国会秘書(田村智子参院議員、笠井亮・宮本徹・池内さおり各衆院秘書、小池晃・吉良よし子参院秘書)も同席しました。
道路問題については宮本徹衆院議員も9月13日に板橋区・大山ハッピーロード商店街など都市計画道路事業・特定整備路線の現地調査や住民との懇談も行ってきました。
以下2015年12月2日付 赤旗日刊紙より抜粋
東京都が進める特定整備路線計画で、道路で商店街が分断される板橋区、北区、品川区の地域住民は11月27日、商店街が道路によって分断されることなく存続・発展できるよう、経済産業省に対応を要請しました。
要請には日本共産党の田村智子参院議員・比例候補と、東京都選出の衆・参院議員秘書が同席しました。
東京都特定整備路線連絡会の柴田裕代表は「特定整備路線は長引く不況のなかで奮闘している商店街に追い打ちをかけるものだ。地域住民の声をじかに聞いて、真摯(しんし)に受けとめてほしい」と語りました。
品川区の「住民の暮らしと安全・環境を守る会」の原田泰雄会長、板橋区の「特定整備路線補助26号線を考える会」の坂上正志会長、北区の「庶民のまち十条を守る会」の伊東勝世話人が、それぞれ地域の実情を訴えました。
坂上氏は「『大山ハッピーロード商店街』は地域住民にとってなくてはならない存在だ。アーケードの商店街が道路で分断されれば『どんな天候でも、車イスの人でも安心して買い物できるという独自の魅力は失われてしまう」と訴えました。
経産省中小企業庁の担当者は、国土交通省に問い合わせを行っていたことを明らかにするとともに「今回の要請と参加者の意見を真摯に受け止め、必要に応じて国交省などに意見を申し上げたい」と語りました。