再び被爆者つくらない 党国会議員団ら 原爆養護ホーム訪問
日本共産党の笠井亮、井上哲士、仁比聡平、宮本徹、岩渕友の衆参国会議員と大平よしのぶ衆院中国ブロック比例予定候補らは5日、広島市安佐北区の広島原爆養護ホーム倉掛のぞみ園を訪れ、入所する被爆者を見舞いました。
中区の同舟入むつみ園が耐震改修工事中のため、倉掛のぞみ園内に移転しています。応対した舟入むつみ園の上田佳弘園長は舟入むつみ園に44人が入所し、最高齢は99歳の女性で平均年齢は85歳と紹介。入所を希望する人は446人で、その待機期間は男性の方が長く9年3カ月にもなると説明し「同じような体験をされた人たちがいる施設への希望が多い」と指摘しました。
一行は25人の入所者に拍手で迎えられました。母が広島で被爆した被爆2世の笠井氏があいさつし、被爆者の声が世界を動かし、6年前に核兵器禁止条約ができたと報告。「人間がつくった核兵器ですから、力を合わせてなくすことができます。そして再び被爆者をつくらない。戦争の惨禍を繰り返させない。みなさんの介護や看護をもっと充実するよう国会に持ち帰り、頑張りたい」と述べました。
中原つよし衆院広島1区予定候補、藤井敏子県議、中村孝江市議が同席しました。
以上2023年8月6日付赤旗日刊紙より抜粋(写真は赤旗提供)