東京外環道訴訟第20回口頭弁論 報告集会で連帯挨拶
2023年9月5日(火)、東京外環道第20回口頭弁論が東京地裁で行われました。
口頭弁論後に開かれた報告集会で宮本徹議員は、「何兆円もかけ、巨大トンネルをつくり、今も問題がおきているが、完成した後も様々な事を考えないとならない。いろいろな面から考えても、これ以上の工事はやめるべきだ。共にがんばります。」と連帯の挨拶を行いました。
日本共産党の山添拓参議院議員も挨拶。田村智子参院議員の秘書も報告集会に駆けつけました。れいわ新選組の国会議員と立憲民主党の秘書も参加しました。
以下2023年9月9日付赤旗日刊紙首都圏のページより抜粋
東京外環道(東京都練馬区ー世田谷区間、約16キロメートル)で国土交通相らが行った大深度地下の使用認可や都市計画事業の認可の無効・取り消しなどを沿線住民が求めている訴訟の第20回口頭弁論が5日、東京地裁で開かれました。
原告側は、大深度地下の本線トンネルと地上の出入り口を地中でつなぐ地中拡幅部の工事について、詳細設計がいまだにできていないと指摘。都市計画法61条で事業認可の基準として示す「事業施行期間が適切であること」規定に関して、国交相らが判断する根拠がなく「認可は不当だ」と批判しました。
また、国と中日本高速道路が大深度地下の使用認可を受けた区域で、同区域の認可を受けていない東日本高速道路が工事を行い、陥没事故を起こしたことについて、違法だとただしました。
調布市の陥没事故が起きた地域の住民が、緩んだ地盤の補修工事で新たな人権侵害が起きていると告発しました。
弁論後、国会内で報告集会が開かれ、日本共産党の宮本徹衆院議員、山添拓参院議員があいさつしました。
次回口頭弁論は12月13日の予定です。