統一協会問題野党国対ヒアリング 財産保全の特措法を 解散命令請求 被害者ら語る

 文部科学省が13日、東京地裁に統一協会の解散命令請求を行ったのを受けて野党国対ヒアリングが同日、国会内で開かれ、被害者らが受け止めを語りました。
 本名と顔を出して被害を訴えてきた橋田達夫さんは「(解散命令請求が)受理され、ここからがスタートだ。これから一人ひとり被害者を見つけていきたい」と述べました。
 母親による約1億円もの献金の返還を求めて裁判中の中野容子さん(仮名)は、財産保全の特措法の必要性を改めて訴え「与野党が早急に協議し、有効な特措法を必ず成立させていただきたい」とい語りました。
 元信者の山本サエコさん(仮名)は、同日辞任会見を開いた細田博之衆院議長と同協会の韓鶴子総裁との面識があったことに触れ、「細田氏の年齢であれば、統一協会の霊感商法の問題を知らないわけがない。それについて説明責任を果たしていない」と訴えました。
 日本共産党の宮本徹衆院議員が参加しました。

以上2023年10月14日付赤旗日刊紙より抜粋