大分県・大分市 日本共産党演説会 まず消費税減税を 宮本徹議員訴え
大分県の日本共産党中部地区委員会は12日、宮本徹衆院議員を迎えて、総選挙躍進に向けた演説会を大分市で開きました。田村貴昭衆院議員がメッセージを寄せ、定数20の比例ブロックで2議席奪還の決意を表明しました。
宮本氏は冒頭、「やるべきことはやらずに、やってはならないことばかりをやっている」として国民の声に背を向け、生活破壊、大軍拡を押し進める岸田政権を批判しました。イスラエルのガザ侵攻について、日本政府が米国に忖度(そんたく)し、人道的休戦を求めた国連総会決議に棄権したことを強く非難し、「やるべきは憲法9条を持つ日本の立場を生かした外交だ」と訴えました。
暮らしの問題で宮本氏は「まずやるべきは消費税減税であり、賃金を引き上げ年金を増やすことだ」と訴え。歴代自公政権が非正規雇用を拡大し、賃金や公務労働、社会保障のコストカットをつくりだしたものの岸田政権にその反省はないと厳しく指摘し、「こういう政治に終止符を打つために日本共産党を大きく伸ばしてほしい」と力を込めました。
参加した安部純二さん(52)は「‟暮らしに希望を”と語る宮本さんの訴えに元気をもらった」と話しました。会場で4人が入党を決意しました。
以上2023年11月14日付赤旗日刊紙より抜粋(写真は赤旗提供)