患者負担軽減・診療報酬の大幅引き上げを求める集会

 2023年11月30日(木)、「医師・歯科医師の声を聞いて!患者負担軽減・診療報酬の大幅引き上げを求める集会」が行われました。
宮本徹議員も会場で署名を受け取り、連帯の挨拶。

以下2023年12月1日付赤旗日刊紙より抜粋

 医療機関での患者負担の軽減と、診療報酬の大幅引き上げを求める集会が30日、衆院第2議員会館で行われ、オンラインと合わせて200人が参加しました。全国保険医団体連合会の主催。
 主催者あいさつした住江憲勇会長は、29日に成立した補正予算について「社会保障分野の困難には全くこたえていない」と批判。「(来年度の改定で)新郎報酬の引き下げを許さないとい声を上げよう」と強調しました。
 特別報告した竹田智雄副会長は、財務省が診療報酬引き下げを提案したことについて「コロナ禍で医療機関の収入が一番落ち込んだ2020年を起点に、コロナ補助金を含んだ『経常収益率』が伸びていることを理由にしている」と指摘。コロナ特例の収入を除けば、むしろ経営環境は悪化してるとし、「診療報酬は引き上げた上で、国庫負担の増額による患者負担の軽減こそ必要だ」と訴えました。
 連帯のあいさつで、日本医労連の佐々木悦子委員長は、「医療体制の維持、強化のためには、看護師の早急な人員確保が必要。そのためにも、賃上げにつながる診療報酬の引き上げが必要だ」と語りました。
 現場からの報告で、福岡県の歯科医師、迫雅裕さんは、歯科医師の賃金を確保するためにも、その原資となる診療報酬の引き上げが必要だと述べました。
 日本共産党の宮本徹衆院議員、倉林明子参院議員が参加しました。