全国空襲連「12・8要請活動集会」

 2023年12月8日(金)、83回目のアジア・太平洋戦争開戦の日となりました。
 衆議院第2議員会館前の歩道で、全国空襲連「12・8要請活動集会」が行われました。宮本徹衆院議員も衆議院予算委員会終了後に駆けつけ、連帯挨拶。

以下2023年12月9日付赤旗日刊紙より抜粋

 アジア・太平洋戦争開戦から82年を迎えた8日、民間空襲被害者の救済法案の成立を目指す「全国空襲被害者連絡協議会」(全国空襲連)が衆院第2議員会館前で集会を開き、「当事者が生きているうちに救済されることを願っている」と訴えました。参加者は、来年の通常国会で成立させる思いを固め合いました。
 全国各地の空襲体験者ら約60人が参加。防空頭巾をかぶる人の姿がありました。15歳の時に東京大空襲を体験した星野雅子さん(93)は、空襲から逃げて一夜明けると、あたり一面焼け野原だったといいます。「戦争はすべてを灰にして、何も生み出さない。二度と戦争を繰り返してはいけない」と訴えました。
 同法案は、超党派の議員連盟がすでにまとめており、野党各党は賛同しています。ただ、自民党内の手続きが進まず、数年にわたり国会提出されていません。
 全国空襲連は、参加した超党派の国会議員を前に「新会長を早く決め、法案成立を推進できる新体制を再編成して行動することを望む」「立法府の責務を果たすべき時だ」と求めました。同法案の主幹省庁の厚生労働省に、救済問題に取り組むことも求めました。