革新都政をつくる会 定期総会
東京都知事選(6月20日告示、7月7日投票)に向け、都民が主人公の都政をめざす「革新都政をつくる会」は都内で12日総会を開き、草の根で要求を積み上げ、市民と野党の共闘で勝利することを呼びかけました。中山伸事務局長は「小池百合子都知事は自民党と地続き」「暮らしと命を大切にする都政を実現し、東京から自民党政治を終わらせよう」と報告しました。
参加した青年は、「食糧支援などで出会った若者の声を紹介。学費無償化など「青年の要求を掲げて選挙をたたかいたい」と述べました。志望大学に受かったが弟の学費を考え断念した、教員の働き方が過酷で道をあきらめる学生が多いなどの実態に、会場の参加者からはため息がもれました。
障害者の全員就学を運動で実現させた経験や、署名を集め保健所職員が増員された例などが報告されました。
日本共産党の宮本徹衆院議員は「自民党は低支持率のもと、米国におもねった政策で政権の延命をはかっている」と話し、政治改革を望む声の高まりを指摘しました。
白石たみお都議は、小池知事が強行したコロナ禍での都立病院の独立行政法人化や、神宮外苑再開発を批判。「都の大きな財政力を使って希望が持てる都政に転換しよう」と訴えました。
以上2024年4月14日付赤旗日刊紙より抜粋