衆院リレーレポートより 『共闘の再構築へ 力を尽くして』
注目の衆院補選の結果は、国民の裏金政治への怒りの審判であり、岸田政権に不信任を突きつけるものになりました。ある作家の方から「日本共産党(しんぶん赤旗日曜版)の地を這う裏金追及の賜物です」と嬉しいコメントもありました。
先立つ、4月27日には、東京20区市民連合の集会が催され、会場いっぱいの参加者の中、政策協定を結びました。補選の最終盤の忙しい中、立憲民主党都連からも、「来るべき衆議院選挙での政権交代へ、東京20区でも野党共闘の勝利を」と、力強いエールがありました。東京から、たたかう野党共闘を再構築していくよう力を尽くしたいと思います。
さて、連休明けの終盤国会、自民党裏金事件を受け、金権腐敗政治を一掃する抜本改革が一つの焦点になります。日本共産党が一貫して掲げてきた、「パーティー券購入も含めた企業団体献金の全面禁止」の主張が他党にも広がってきています。
ある維新の会の議員の方から「共産党さんに近づけさせていただきました」と声がかかりました。ところが、これだけの裏金事件を起こしながら、岸田政権は弥縫策しか打ち出さず、抜本改革には背を向けています。お金の力で動く政治を続けさせるわけにはいきません。力を合わせ、解散・総選挙に追い込み、希望ある政治への扉をみんなで開きましょう。
以上2024年5月12日付東京民報より抜粋