都知事には蓮舫さん これだけの理由 蓮舫さんの候補者カーから市民と超党派の議員が訴え 私は蓮舫さんを応援する理由を紹介
6月24日、東京都知事候補、蓮舫さんの候補者カーが東久留米市、清瀬市、東村山市にやってきました。私もこれに同行して訴えました。各市の市民連合の人たち、蓮舫さんを支援する立憲民主党、日本共産党、生活者ネット、無所属の議員が超党派で支持を呼びかけました。共産党からは尾崎あや子都議、原のり子都議、各市の市議団のみなさんが参加しました。
私の訴えを紹介します。
多摩地域の学校給食の無償化を公約する蓮舫さん
小池さんにはこの立場はありません
衆議院議員の宮本徹です。今日は、みなさんの1票で蓮舫さんを都知事へと押し上げていただきたい、そのお願いでお話をさせていただきます。
私が蓮舫さんを応援をしている1つ目の理由は、多摩地域の市民にとって実現できていない学校給食の無償化を東京都の責任で実施していくことをしっかり表明してるからです。
NHKのアンケートに対して、残念ながら小池都知事はその立場に立っていないことがはっきりしております。もう多摩地域のみなさんからすれば、蓮舫さん一択なんじゃないでしょうか。どうか、学校給食無償化へ、みなさんの願いを蓮舫さんに託してください。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
現役世代の所得を増やす蓮舫さん
都職員の正規化、公契約条例で賃金水準などを確保
私が蓮舫さんを応援する2つ目の理由は、蓮舫さんが都政として現役世代の所得を増やしていく、賃金を底上げしていく、このことに挑もうとしてるからです。
今、非正規雇用で働く方が4割近くにまで広がっております。私の世代は就職氷河期世代ですけれども、初めからずーっと非正規雇用で働き続けられてる方もたくさんいらっしゃいます。なかなかはい上がっていくことができない。そういう方も少なくありません。そういうなかで蓮舫さんは、東京都が発注している事業、ここに条例を設けて賃金水準や労働条件の水準をしっかり引き上げることを盛り込む、ということを公約しています。
加えて、東京都で働く職員のなかで非正規雇用の方がたくさんいるんですよね。専門職の方から正規雇用にしようということを蓮舫さんは掲げています。
都のスクールカウンセラー250人を雇い止めにした小池知事
保護者も学校現場も混乱のなかに落とされました
先日までやっていた通常国会で私は、東京都のスクールカウンセラーの雇い止めの問題について取り上げました。東久留米在住のスクールカウンセラーの方も雇い止めされた250人のおひとりです。子どもたちが不安のなかに落とされました。保護者も、学校現場も、混乱のなかに落とされてしまったわけです。これまでスクールカウンセラーは、6年ごとに学校が配置替えということで計画的にお子さんの相談にのって、悩みにこたえて、一つひとつ問題を解決する仕事をされてきました。そういう専門職のみなさんを一方的に雇い止めしてしまう。家を手放さなければならなくなった方も生まれました。離婚に追い込まれた方もいました。子どもたちにとっても、働くみなさんにとっても、大変な問題を引き起こしたのが、小池さんがやったスクールカウンセラー250の雇い止めです。
東京都が賃金の底上げをすれば国の政治も変わります
蓮舫さんと一緒に若い世代の安定した雇用を広げる政治をつくりましょう
蓮舫さんはこうしたことじゃだめなんだ、しっかりと専門職から正規雇用にしていく、このこと公約されて本当に素晴らしいと思います。東京都が、非正規雇用から正規雇用へ、そして賃金の底上げへ、この大仕事に取り組んでいただければ、国の政治も日本社会も必ず変わっていくと思います。ぜひ蓮舫さんと一緒に、まじめに現役世代の所得の引き揚げ、若い世代の安定した雇用を広げる、このことに取り組む政治をご一緒につくっていこうじゃありませんか。
住宅政策に乗り出す蓮舫さん
家賃補助制度を東京都としてつくる
私が3つ目に蓮舫さんを応援している理由は、これまで日本でまともに取り組んでこなかった住宅政策、これに蓮舫さんが乗り出そうとしてることです。
今東京都は、どんどんどんどん住宅価格が上がっていく、家賃も上がっていく、子育て世代がマンションを買うのも苦労する事態がじりじり広がっております。こういうなかで、残念ながらこれまでの都政は、公営住宅は二十数年、建ててこなかった。蓮舫さんは、だったら家賃補助制度を東京都としてつくろうじゃないかということを公約しております。
実は私も国会で、家賃補助制度が今の日本社会に必要なんだ、欧米では当たり前じゃないか、こういうことを政府に問題提起してまいりました。しかし、政府はなかなか動かない。こういうなかで蓮舫さんが、東京都から家賃補助制度をつくって広げていこう、と約束されたことに、私はとっても希望を感じております。ぜひ、家賃補助、この住宅政策に新たに挑もうとしている蓮舫さんをみんなの力で押し上げていただきたいと思います。心からお願いを申し上げます。
政・官・業の癒着にメスを入れる蓮舫さん
築地再開発も神宮外苑再開発も三井不動産
私、宮本徹が蓮舫さんを応援する4番目の理由は、蓮舫さんが政・官・業の癒着にメスを入れてくれるからです。
今、本当に、小池さん、8年たっておかしなことがいっぱい起きるようになってしまいました。先ほど、小池さんは「築地は守る」という公約を投げ捨てたという話がありましたけれども、今、築地市場再開発の中心になっているのはあの三井不動産です。神宮外苑の再開発も担っているのは三井不動産です。あの晴海フラッグ、超高層マンションがたくさん建ちましたけれども、ファミリー世帯が住むという話でしたが、実際は投機の対象になってしまっている。あの選手村の土地、実は東京都は9割引きで三井不動産たちに払い下げてしまったわけですよね。
三井不動産に都の幹部職員が大量に天下り
癒着にきっぱりメスを入れる蓮舫さん
その三井不動産に、大量の都の幹部職員が天下りをしております。まさに癒着じゃありませんか。東京都の行政が、こうした不動産業者、デベロッパーに買収されてるといってもいいような状況が生まれております。蓮舫さんの得意中の得意は、こうした政・官・業の癒着にきっぱりメスを入れられるところだと思います。私はこの仕事、ぜひ蓮舫さんにやっていただきたいと思うんです。
都庁舎などを照らすプロジェクションマッピング
五輪不正で入札指名停止された電通の子会社が請け負う
そしてもう1つ、小池都政のおかしな政策があります。東京都庁舎などを照らすプロジェクションマッピングです。わざわざ税金でやることなんですかと思ってる方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。2年間で48億円ですよ。しかも、このプロジェクションマッピング、受けてる事業者はあの東京オリンピックの不正で入札指名停止中の電通の100%子会社なんです。
入札にかかわる資料を出さない東京都
ここにメスを入れてくれるのが蓮舫さんです
都議会で、都議会議員のみなさんが入札に関わる資料を出しなさいといっても、東京都はいっさい出してこない。何を隠さなきゃいけないことがあるんですか。汚い癒着があるんじゃないですか。そういうところにしっかりメスを入れてくれる、この仕事ができるのは蓮舫さんしかいないと思います。
小池知事のものを言わせぬ都政運営
象徴しているのが東京都幹部職員の答弁ぶり
権力は腐敗する。絶対的権力は絶対的に腐敗する。私は今の東京都政を見て、もうここで変えなければならないときが来てると思います。そのこと象徴的に表しているのは、東京都の幹部職員のみなさんの答弁ぶりだと思うんです。小池さんは8年前の知事選挙で、「7つのゼロ」というのを公約されて、満員電車ゼロを掲げました。満員電車ゼロなんてできっこないと、当然、都民は誰もが思ってましたけれども、小池さんは掲げた。そして、その小池さんの公約が達成できてるということを、東京都の幹部のみなさんは答弁させられているんですよ。満員電車はほぼ解消しましたって都議会で答弁してるんですよ。おかしいじゃないですか。みなさん、毎朝、毎朝、満員電車で苦労してるじゃないですか。8年間、強力な力をもっている都知事が、ものをいわせぬ都政運営をしたら、まじめな都の職員のみなさんが都知事を忖度して、当たり前のことがいえなくなってしまう。もう変えましょう。こういうところに、東京都政は来てると思います。どうか、蓮舫さんと一緒に、新しい都政つくってまいりましょう。
若者の賃上げ、学校給食の無償化…
蓮舫さんに1票を託してください
家賃補助に取り組む、若者の賃上げに取り組む、正規雇用増やしていく、こうした声を、そして学校給食無償化、ぜひ蓮舫さんへみなさんの1票を託していただきますことを心からお願い申し上げまして、私、宮本徹のお話とさせていただきます。ありがとうございました。