東京・日野 『戦争はいやだ!平和憲法を守ろう!ピースパレード』
東京都日野市で31日、「戦争はいやだ!平和憲法を守ろう!日野の会」が平和のつどいとピースパレードを行いました。弁護士SEALDs(シールズ)の若者、ママの会の親子らをはじめ、多数の市民が集まり「戦争法は絶対廃止」「野党は共闘」と訴えて街を歩きました。日本共産党と民主党、維新の会の超党派の国会議員も参加しました。
同会の磯崎四郎氏は「私たちはあきらめない。世代や思想信条、宗教、政党の違いを超えた平和の共同を追及し続ける」と主催者あいさついました。
窪田之喜(ゆきよし)弁護士が講演を行い「世界の平和を開くカギになる憲法9条を奪おうとする安倍政権を倒そう」と呼びかけました。
市民が次々マイクを握り、シールズの谷こころさん(20)は「戦争法を廃止するためには今、選挙にむけて反対ではない人にも理由をわかりやすく、理論的に伝えることが必要だ」と話しました。
「私の父は、あの戦争で、パラオ島で餓死しました」とプラカードを掲げた鈴木隆雄さん(77)は「母は名札だけが入った遺骨の箱を抱えて泣いていた。孫たちにこんな体験はさせたくない」と語りました。
日本共産党からは宮本徹衆院議員と市議団が出席。宮本氏は、自衛隊の対テロ戦争参加の動きや軍事費の増大を批判。「平和を守るためにも、くらしを守るためにも、一刻も早く戦争法を廃止しよう。『野党は共闘せよ』の声を広げよう」と訴えました。
以上2016年2月1日付赤旗日刊紙より抜粋(写真はしんぶん赤旗提供)