オスプレイ 沖縄墜落事故 申し入れ
12月14日(水)、米軍オスプレイが、沖縄で昨日未明発生したオスプレイ墜落事故の問題で、小林鷹之防衛大臣政務官に申し入れを行いました。
宮本徹議員は、一刻も早い原因究明と、横田基地など日本へのオスプレイ配備計画の撤回を訴えました。
申し入れには、赤嶺政賢衆院議員、斉藤和子衆院議員も参加しました。
以下2016年12月15日付赤旗日刊紙より抜粋
沖縄県名護市浅瀬で起きた米海兵隊オスプレイMV22機の墜落事故について、沖縄県選出の野党国会議員と日本共産党議員団は14日、それぞれ防衛省に対する抗議の申し入れを行いました。国会内で小林鷹之政務官が対応しました。
沖縄選出議員として赤嶺政賢衆院議員(日本共産党)、糸数慶子、伊波洋一両参院議員、玉城デニー、照屋寛徳、仲里利信の3衆院議員は、「本件をめぐり政府は『不時着水』と表現するが、紛れもない『墜落』事故だ。米軍による夜間訓練がやりたい放題の現状に多くの住民が恐怖を感じている」と指摘。県民の命と暮らしを守る立場から強く抗議しました。さらなる大惨事を起こさせてはならないとして、▽普天間基地所属のMV22オスプレイ24機全ての即時運用停止と撤去▽米軍北部訓練場におけるヘリパッド建設の即刻中止、米側への提供を撤回▽米空軍CV22オスプレイの日本配備および沖縄県内への訓練飛来を認めないこと▽陸上自衛隊のV22オスプレイ導入計画の即時断念を要請しました。
小林政務官は「米側は安全を確保するまで飛行しないとした。日本政府も事実関係が明らかに成り次第、随時説明する」と述べました。
この後、日本共産党議員団として赤嶺氏、宮本徹、斉藤和子両衆院議員が申し入れを行いました。赤嶺氏は「米軍は安全が確認されなくても飛び回る。全国で不安が拡大している。日本全土からオスプレイは撤退すべきだ」と抗議しました。