全国大学院生協議会と懇談
2月17日(金)、全国大学院生協議会と党国会議員団の懇談が行われました。
「研究をするために、非常勤の仕事を減らすと、収入が減ってしまう。収入を増やそうと、非常勤の仕事をふやすと、研究の時間がなくなる。」「研究者としての就職の見通しが不安な中、奨学金を借りようにも返済が怖くて借りられない。親の年収も減る中、本当に厳しい。」「学会に入りたくても年、万単位のお金がかかるので考えてしまうことがある。研究するために必要な専門書をそろえたくても、数万のお金がでていくことになるので、生活がなりたたない。」など、切実な声がだされました。
宮本議員は「みなさんの運動によって、大学教育無償化の議論が与野党の中で始まりました。給付製奨学金の財源として大学院生の奨学金返済免除制度を縮小する検討がはじまっていますが、給付製奨学金の財源はこれから4年かけて決めることになり、まだ決まっていることではありません。これからの運動が重要です。ともに頑張りましょう」と激励しました。
懇談には宮本徹議員のほか、池内さおり衆院議員、はたの君江衆院議員も参加。山添拓参院議員と吉良よし子参院議員の秘書も同席しました。