オスプレイいらない 横田基地前で抗議の訴え
米軍横田基地(東京都福生=ふっさ=市など5市1町)の南側入り口前で5日午前、市民ら約70人が、同基地のМV22オスプレイ6機の飛来に抗議するスタンデイング行動に取り組みました。日本共産党の宮本徹衆院議員も参加しました。
今回のオスプレイの飛来は、陸上自衛隊と米海兵隊が6~17日に行う日米共同演習「フォレストライト02」(新潟県の関山演習場、群馬県の相馬原=そうまがはら=演習場・駐屯地)に参加するためと、東富士演習場(静岡県)で離着陸訓練をするためです。期間中、オスプレイは横田基地と訓練地の間を繰り返し飛行することになります。
行動で、参加者は「日本のどこにもオスプレイはいらない!」「オスプレイNO!」と書かれたポスターや横断幕などを手に持って基地のフェンスの前に並び、スピーチしました。
宮本議員は、同型機が昨年12月に沖縄県名護市沖で墜落・大破した事故について、日本政府自身はなんの安全確認もおこなっていないと批判。「飛来も演習参加も認めるわけにはいきません」と訴えました。
主催者の一人で、「横田基地の撤去を求める西多摩の会」代表の高橋美枝子さんは「過去最多の6機のオスプレイが横田基地に飛来し、2週間も居座り、危険な離着陸や飛行を繰り返すことは絶対に認められません。沖縄をはじめ全国各地の『オスプレイはいらない』のたたかいと連帯して、CVオスプレイの横田配備反対の運動に取り組みたい」と話しています。
写真は赤旗写真部提供