安倍政権みんなで倒そう 国会前総がかり行動
総がかり行動実行委員会は19日、安倍政権の退陣や沖縄・辺野古への米軍新基地建設ノーを掲げて国会議員会館前行動を行いました。沖縄の翁長雄志県知事の訃報を受け、「翁長さんの遺志を継ぐ」などと書かれたプラカードが目立ちました。衆参の議員会館前を中心に2700人(主催者発表)が参加し、「9条改憲ぜったい反対」「安倍政権をみんなで倒そう」と声をあげました。
主催者あいさつした「戦争をさせない1000人委員会」の内田雅敏さんは、「私たちは、戦争をしない国を子や孫の世代に引き継いでいく」と決意表明しました。
政党からの連帯あいさつでは、日本共産党から畑野君枝衆院議員とともに参加した宮本徹衆院議員がスピーチし、「翁長さんの遺志を受け継ぎ、辺野古への米軍新基地建設反対の沖縄県知事を全国が連帯してつくりだそう」と呼びかけました。立憲民主党の最高顧問、菅直人衆院議員は「うそつき安倍政権を辞めさせるのは、次の参院選が大事です。1人区で候補を一本化し、与党を過半数割れに追い込もう」と語りました。
東京都北区から参加した女性(81)は、「米軍基地の建設や改憲などを強行しようとする安倍政権が許せません。いまの政治を変えるために声をあげ続けます」と語りました。
行動には、韓国で朴槿恵(パククネ)政権を打倒した「ろうそく革命」に参加した医師のイ・ボラさん(39)が駆けつけました。イさんは「韓国では、悪政を許してはいけないと多くの国民が行動して政治を変えました。日本もこのような行動を通じてより良い政治になることを願っています」と語りました。
以上2018年8月20日付赤旗日刊紙より抜粋(写真は赤旗写真部提供)