防災訓練に米軍参加 東京・足立  宮本徹事務所同席の聞き取り調査で明らかに

 東京都足立区で6月末に自衛隊主催の防災訓練が予定されている問題で、日本共産党東京都委員会と徳留道信都議、鈴木けんいち足立区議、浅子けい子同区議は8日、防衛省に訓練内容などを聞き取り調査し、情報公開を徹底するよう求めました。同訓練は、防衛省が実施する全国総合防災訓練のいっかんとして実施されるものです。関係する住民も参加、宮本徹衆院議員秘書が同席しました。
 席上、防災訓練で東部方面軍での米軍の配置も明らかになり、参加者から「軍事演習の色彩が強まる」との声が上がりました。
 防災訓練は、首都圏直下地震発生時の対処を名目に6月30日、足立区にある舎人(とねり)公園で実施。ベースキャンプの設置・運営、災害拠点病院へのヘリ離着陸訓練(5回)などを行います。6月29日~7月3日には、自衛隊朝霞駐屯地から東京都庁に隊員のヘリ輸送や都庁内での指揮所演習を行います。

2015年6月10日付 あかはた日刊紙より抜粋

平成27年度自衛隊統合防災演習について 2015年6月12日統合幕僚幹部報道発表資料
平成27年度自衛隊統合防災演習への参加及び東京都との連携訓練の概要について 2015年6月15日防衛省陸自東部方面隊発表資料
H27年度自衛隊と東京都等が連携した防災訓練の実施について 足立区HPより抜粋