桜追及チームヒアリングに参加 官邸・与党枠内閣官房推薦で 担当認める
首相主催の「桜を見る会」に安倍晋三首相が地元後援会を招待していた問題に関する野党合同ヒアリングが13日、国会内で開かれました。
日本共産党の田村智子副委員長(参院議員)は、菅義偉官房長官が記者会見で、桜を見る会の中止を発表したことについて「火の粉が降りかかりそうになるとみるや、『予算を増やしてでも意義がある』といっていた桜を見る会を突然、中止する。これは徹頭徹尾、私物化だ」と指摘。「私たちは決して追及の手をゆるめることなく事の真相をただしていく」と発言しました。
ヒアリングでは、内閣官房の担当者が「内閣官房のとりまとめにおいて、官邸内、与党に推薦依頼を行っている」と述べ、官邸、与党議員の推薦を内閣官房の推薦として招待者名簿に加えていたことを認めました。
また、官邸、与党議員から推薦を受ける人数について、内閣官房の担当者は「特に枠の設定はない」と回答。詳細については、内閣官房の文書管理規則で「保存期間1年未満の文書」となっているとして、「名簿を廃棄しているので分かりません」と述べました。
以上2019年11月14日付赤旗日刊紙より抜粋