建設中小に補償続けて コロナ対策首都圏4土建署名提出

 千葉、埼玉、神奈川、東京の4土建一般労働組合は8日、コロナ禍で継続的補償などを求める要請署名の提出行動を衆院第1議員会館で行いました。提出した署名は6万4010人分になりました。
 埼玉土建の齊藤顕委員長はあいさつで「補償が不十分で自己責任論が頭をもたげている。国民の命と暮らしを守ることを最優先にし、現場で働く仲間のために力を合わせ打開しよう」と訴えました。
 各組合の代表が「国にわれわれの思いを伝えたい」(千葉)、「コロナの影響で仕事が減り、厳しい状況が続いている。4土建が力を合わせたい」(神奈川)、「コロナ禍で建設産業が衰退することがあってはならない。運動を続けたい」(東京)と決意表明しました。
 署名は、消費税5%への引き下げ▽建設現場の3密の改善▽設計労務単価を基準とした継続的補償▽国保組合保険料を特別調整補助金と別枠で減免する-などを要請。
 神奈川土建の今井賢治書記長が行動提起し「未加入の建設労働者にも展望を示せる運動を」と呼びかけました。
 日本共産党の宮本徹、塩川鉄也、畑野君枝の各衆院議員、伊藤岳、山添拓両参院議員と社民党の福島瑞穂参院議員が出席。宮本議員は「皆さんの要望を政府に実現させるように力を尽くし頑張りたい」と述べました。

以上2020年7月9日付赤旗日刊紙より抜粋

※4土建の提出した要請署名は、第1回目提出(6/15)に8,091筆。第2回目提出(7/8)に64,010筆。合計72,101筆となります。
※7月8日の署名提出には日本共産党から、志位和夫委員長・衆院議員秘書と、田村智子、吉良よし子両参院議員秘書も同席しました。