「区立台東病院を守る会」の皆さんと懇談 請願署名を受け取りました。

 2022年3月3日(木)、宮本徹衆院議員と山添拓参院議員は、区立台東病院を守る会から寄せられた「区立台東病院の『再編・統合案』の撤回を求める国会請願署名」を受け取り、懇談を行いました。
 区立台東病院を守る会から「台東区立病院はもともと都立だった。なくそうという話がでたが、区民の力で守り、つくった病院が区立病院。命をまず優先してほしい」など、切実な声が寄せられました。
 署名を受けとった宮本徹議員は、「本日の署名に寄せられた願いを受け止め、私もがんばります」と応じました。

以下2022年3月5日付赤旗日刊紙首都圏のページより抜粋

 東京都台東区の「区立台東病院を守る会」(寺山邦裕代表)は3日、国が再編統合の検証を求める全国436の公立・公的病院のリストから同病院を外すよう求める1300人分の国会請願署名を、日本共産党の宮本徹衆院議員、山添拓参院議員に託しました。伊藤延子党区議が同席しました。
 同病院は、都立台東病院が2004年に廃止された際、区をあげた運動で09年に誕生。23区内でも高齢化率の高い同区で高齢者医療でも新型コロナ対応でも区民の‶命のとりで″となっています。
 参加者は「区立台東病院は区民の力でつくった病院。国が勝手につぶすなんて理不尽なことはない」「新型コロナで入院もできないなか病院を減らすなどとんでもない。国は何を考えているのか」「病院をつぶされるということは命をないがしろにされること。区民の思いをくんでほしい」と切実な思いを訴えました。
 現地にも足を運んだ宮本氏は「たくさんの署名に託された思いをしっかり受け止める。リストそのものを撤回させないといけない」、山添氏は「新型コロナで公的な医療機関を支えることが大事だと浮き彫りになった」と、一緒に頑張る決意を伝えました。