沖縄戦遺骨収集ボランティア・ガマフヤー 具志堅さんのハンストに連帯する首相官邸前集会
沖縄戦遺骨収集ボランティア・ガマフヤーの具志堅隆松さんが、政府・防衛省の代執行による辺野古新基地着工に抗議し、1月10日から12日の3日間のハンストをつとめています。この行動に連帯する集会が、1月12日(金)に首相官邸前で行われました。
宮本徹衆院議員も連帯挨拶。
以下2024年1月13日付赤旗日刊紙より抜粋
沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設で政府が大浦湾側の地盤改良工事に着手する中、埋め立てに反対する宗教者や市民らが12日、官邸前で抗議集会を開きました。主催者によると250人が参加。「『代執行』を許すな」「戦争のために税金を使うな」などと声を上げました。主催は、「辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会」です。
総がかり行動実行委員会共同代表の高田健さんは、国が軟弱地盤の改良に伴う設計変更を承認した「代執行」に基づき、埋め立てが強行されていることにふれ「地方自治の本旨から外れている。憲法違反だ。このような暴挙を認めてはならない」と批判しました。
沖縄県庁前でハンガーストライキをしている沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さんが現地から電話で訴え。「戦争で犠牲になった人たちの遺骨が混ざった土砂を投入させてはならない。一緒にその声を上げてほしい」と呼びかけました。
日本キリスト教協議会総幹事の金性済(キム・ソンジェ)さんが、「具志堅さんとともに基地建設に反対しよう」と訴え。日本山妙法寺の武田隆雄さんは、「いま政府がすべきことは能登半島地震の救援であり、新基地建設ではない」と話しました。
日本共産党の宮本徹衆院議員があいさつし、参院会派「沖縄の風」の伊波洋一議員が沖縄から電話で参加しました。