西村大臣マニュアル 野党国対ヒアリング 公務範囲超えている 宮本徹氏が批判
西村康稔経済産業相の出張時の土産物や弁当の購入や運搬に複数の経産省職員が対応するなどの「注意点」をまとめたマニュアル(取り扱い説明書)が作成されていた問題についての野党国対ヒアリングが9日、国会内で行われました。
経産省福島復興推進グループ総合調整室の幹部は、問題のマニュアルについて、西村経産相の出張に同行した経験を持つ担当者が実務参考用に自発的に作成した「内部文書」で、組織的な指示で作成したものではないと説明しました。
日本共産党の宮本徹衆院議員は、西村経産相が自身や秘書官が持ちきれないほどの私的な土産物を買うこと自体、閣僚の公務の範囲を超えていると批判。「(職員の)みなさんが本来やるべき仕事ができなくなっているのではないか」とただしました。
同幹部は、経産相が福島の地元産品を購入することは「福島の復興という観点でいうとすごく大事なことだ」などと述べ、西村氏を擁護しました。
以上2022年9月10日付赤旗日刊紙より抜粋